「ようやく迎えたこの日──離れていた時間も、今日の笑顔につながって」
最初にご相談にお越しくださったのは、新婦様おひとり。
「夫が海外出張中で、日程がまだはっきりしなくて…でも、入籍して1年たつし、フォトウェディングをしたいんです」
そんな想いを伺ったのが始まりでした。
それからしばらくして、3月中旬に届いたご連絡。
「4月に帰国できそう!そのタイミングで撮影したい」
嬉しいお知らせとともに、いよいよ撮影にむけての準備がスタートしました。
帰国のタイミングが確定しきらない中で、撮影日や衣装合わせの調整などもご相談しながら一緒に進め、撮影前日には新郎様も無事ご来店。
当日は、おふたりの晴れ姿を初めて見せ合う“ファーストミート”からスタートしました。
扉の向こうでお互いを待つ時間のドキドキ。
対面された瞬間、おふたりが照れたように笑われた表情がとても印象的で、ぐっと距離が近づいたような温かな空気が流れました。
そんな素敵な瞬間も、しっかりと写真に収めています。
ウェディングドレスでの撮影は、自然光がやさしく差し込むフェリーチェチャペルにて。
白を基調とした空間に、柔らかく光が広がり、おふたりの笑顔もいっそう明るく。
緊張がほぐれたあとのリラックスした雰囲気が、写真にもたっぷりと写し出されていました。
「挙式したような雰囲気の写真」もリクエストくださいましたので、
指輪交換シーンやベールアップシーンなども撮影させていただきました。
「挙式したような満足感」も味わっていただけたでしょうか。
和装では、館内スタジオの他に、ガーデンでの撮影もさせていただきました。
少し風の吹く春の日差しの中、凛とした表情も優しい瞬間も、どちらもとても素敵に残されました。
衣装店が併設されている当館では、今回のようにスケジュールがギリギリになる場合でも、柔軟にご対応が可能です。
ご相談から撮影当日まで、おふたりの「撮りたい」という気持ちに寄り添いながらご一緒できたこと、本当に嬉しく思います。
出張ではなれていた時間も、この日の笑顔へとつながっていたんだなと感じさせてくれる、そんな一日でした。
大切な節目をお任せいただき、本当にありがとうございました。